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長野県の歴史を探し求めて

長野県内にある城跡・石造物などを探し求めそれらを紹介していきます。

ついにやったぜ!

  ついにやりました!  

生坂村の池沢地籍から池沢の部落を林道走り、横尾峠を越え旧丸山部落(昭和30年頃廃村)・旧入山部落(廃村)

へ行くことが出来る。

この旧丸山部落にある殿屋敷はあまり知る人は少ないが、日岐大城城主丸山氏の発祥の地とされている。

「生坂村誌」の丸山殿屋敷の項には、

下生坂丸山北方1㎞の地。地滑りで地形が変わり、昭和39年約330平方mの畑と660平方mの原野を残すのみである。

丸山氏発祥の地と伝える。とあり。

入山地籍の矢殿は小部落名」として残るが遺構はわからない。としている。(丸山氏の家臣がいたとされる)

また「信濃古武士」には、丸山氏は桓武平姓仁科氏で、仁科盛忠の弟盛光を日岐六郷に封じ、

丸山地籍に居館して丸山氏を称す。とある。

池沢の方に聞いた話では、丸山・入山部落には落人伝説があるらしい。


ikusakamurayokootouge2.jpg

池沢からの林道は現在かなり荒れており軽トラなどでないと無理である。(落石の危険あり)
この林道を延々と登って行くと・・・


ikusakamurayokootouge3.jpg

横尾峠に着く。
林道の途中には炭鉱跡や峠入り口などの史跡があり歩いていて楽しい。


ikusakakumayokootouge1.jpg

しか~し!苦労して登ってきたのに・・・封鎖されいる・・・・・ (-.-)
しかも、周辺至るところには・・・無断で侵入すると関係省庁(たぶん警察・・)に通報します。とある。
・・・・無理なのだろうか?
周りをウロウロしてみたが斜面まで有刺鉄線が張られていて厳重である。



マニアとしては・・・なんとか入りたい・・・入れないと余計はいりたい・・・

夜も眠れない日々が・・・続く・・・

生坂村の振興課に相談してみた・・・

すると地権者と仲介してくれると言ってくれた・・・・

そして・・今日・・・ついに・・・・

許可が下りたのであった。 !(^^)! 



近いうちに紹介出来ると思いますが、今は夏・・・たぶん藪であろう。

そこで冬の通過も条件に入れておいたのである。 (*^^)v


お楽しみに・・・V


~参考文献~

生坂村誌    (生坂村誌刊行会    平成9年)

信濃古武士   (丸山 楽雲 著    平成21年)
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  1. 2012/06/19(火) 19:41:23|
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生坂村  小池城 ③

さ~小池城の最終回行きますか!

ikusakakoikekyokann16.jpg

またこのへたくそな図にて説明していきますのでお付き合いください。

 〈 2の郭と3の郭間の堀切① 〉 

ikusakakkoikehorikiri5.jpg

3の郭西側斜面から見た堀切①を見る。
見てわかるように堀切①は小規模で箱掘状になっていて堀切②とは明らかな差が見られる。


ikusakakikwhorikiri3.jpg

ikusakakoikehorikiri2.jpg

堀切①を見る。
上の写真は、掘切を西側(犀川側)から見たもので、下の写真は東側(古屋敷側)から見たものである、
この写真を見て堀切?っと思われた方も居るかとは思いますが、2の郭側には土塁があることから堀切と思われる


  〈 2の郭 〉  

ikusakakike2kaku4.jpg

ikusakakoike2kaku2.jpg

2の郭にあり、堀切①に付属する土塁を見る。
上の写真は、2の郭からみたところで、下の写真は土塁を横から見たところである。
堀切①の深さから見るとこの土塁は高さがかなりあり、掘った土を盛ったにしては土の量が合わないので、
もしかしたら堀切①はかなり埋まっている可能性もある。


ikusakakkoike2kaku1.jpg

2の郭を見るが、見てわかるように小池城は尾根の制約により、城全体が弓状に曲がって造られている

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2の郭を見る。(奥に土塁が見える。)
この郭は3の郭ほど削平が十分ではなく郭内はきれいな平らとはなっていない。
また、比高があるせいか郭の切岸などは確認できない。



  〈 1の郭   

ikusakakoike1kaku5.jpg

1の郭を見る。
この郭は小池城の最北端にあり、櫓代状に高くなっている。(犀川側は崖で攻められる心配はない)


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1の郭の上部は平坦に削平されている。(祠を祀る為とも考えられるが)
この郭の役目は上生坂方面の監視であったと思われる。


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1の郭に祀られている祠と平地を見る。
この郭からは明科・池田・上生坂の三方を見ることが出来る。
(????この祠ってどうやって持って来たんだろう?疑問だ。)



  〈 小池城遠望 〉  


ikusakakoikeennbou2.jpg

小池城の遠望です。
右端の方に訪城の一番の恐怖の崖が見えるでしょうか?
 


ikusakakoikeennbou1.jpg

小池城のアップです。
堀切・郭がわかるでしょうか?(見える堀切は②の堀です。)


  〈 番兵の屋敷跡とされる古屋敷 〉  

最初に言っておきますが・・・行くことはお勧めしません。
でも行ってみたいという方は、方位磁石・2万5千分の1の地図など登山には必要なものは必ず持って行って下さい。
私自身・・・なめてました (>_<)
この場所から抜け出すのに3つの尾根と2つの沢を越えてやっと出れたくらいで、遭難を覚悟したくらいやばかったです。


ikusakafuruyasiki11.jpg

古屋敷へは、山上の屋敷跡から東尾根を下っていくと行くことが出来ます。(わずかな踏み跡?があります)
東尾根先端部はスーパー急斜面(崖に近いです)になっていて降りられるところを探しながら降りていきます。
斜面の途中にこの「昭和2年・社宮司神社・藤原 昇」と刻まれた祠があります。


ikusakafuruyasiki2.jpg

ikusakafuruyasiki4.jpg

古屋敷には二段の平地があり、上の段は畑だったのかポンプや脱穀機のようなものがありました

ikusakafuruyasiki1.jpg

現状は、人の入っている形跡はなく、獣の足跡のみでした。

ikusakafuruyaski6.jpg

ikusakafuruyasiki7.jpg

下の段には倒壊した家屋がありました。
ここが番兵の子孫の方が住んでいた家と思われます。
この家屋がある場所は、両脇に尾根がせまっていて、沢底にあり、隠れ家のような場所である。
番兵で身分が低かった為にこのような場所に住んでいたのでしょうか?(家屋はこの1軒だけでした。)


ikusakafuruyaski3.jpg

古屋敷にあった謎の石仏(見たことが無いような模様でなにが彫られているんでしょう?)

ikusakafuruyasiki12.jpg

古屋敷付近から見た、中野山城。
中野山城の郭の形がよくわかりますね!


以上が古屋敷です。
古屋敷は沢底にあり、沢の下流方面にかつては道(沢に古い砂防堰堤がある)あったものと思われるが、
下流方面は竹や藪により通行は不可能になっている。
古屋敷に番兵が居たということは、降りてきた東尾根を登っていたのであろう、小学生の通学や買い物をしに
小池城脇を通る尾根道を使用していたようなので間違いないと思う。
(尾根道も藪になっているが道形は確認出来る)
もう一つの番兵がいたとされる白牧部落(廃村)は断念しました。


三回に分けて見てきた小池城・古屋敷はいかがだったでしょうか?
小池城は2本の堀切に技術の差があり、丸山政友時代と櫛木氏時代の二つの時代の遺構が重なっていると見ることが出来ると思われ、
このような山奥の高山の城にも改修を加えながら使用していたことはこの城の重要度が分かるようである。
また、古屋敷の地に立つと番兵の生活の過酷さ(沢底の為、朝・夕は日が当らないと思われる)も体験できる。
番兵とはそんなに身分の低いものだったのだろうか?考えた事もなかったな~ (?_?) 



~参考文献~

生坂村誌       (生坂村誌刊行会   平成9年)

信濃古武士      (丸山 楽雲 著   平成21年)

山城探訪       (宮坂 武男 著   平成10年)

信州の山城      (信濃史学会     1993年)
  1. 2012/06/19(火) 10:37:31|
  2. 生坂村
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Author:ていぴす
見に来ていただきありがとうございます。
現在の長野県内城跡訪城数は   814城です。

少しずつ増やしていきますのでお楽しみに!
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