長野県の歴史を探し求めて

長野県内にある城跡・石造物などを探し求めそれらを紹介していきます。

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塩尻市  五百渡砦(いおととりで)①

油断大敵!「もう帰れないかも。。。」身をもって体験した山城のの恐怖。

所在地・・・・塩尻市東山五百渡      

訪城時間・・・・(大手から)30~40分  ・  (搦め手から)2時間~2時間30分

危険度・・・・★★★★★  (搦め手からはヤバい!)

訪城日・・・・2013年4月1日



             ~ 今回の訪城路の記録 ~

前から登城の仕方は調べていた。。。。。それが今回の油断につながった。。。。のだろう。

この砦へは今回大変なめにあってしまったので記録に残すとともに、今後訪城される方の警告となるよう

細かく2回に分けて書いて行きたいと思います。

(砦自体は小さいので記事は少ないが。。。。。)


ioto12.jpg
今回の砦へのヤバイ迷走の足跡               国土地理院2万5千分の1地図使用

ioto13.jpg

砦へは、塩尻方面から国道20号線塩尻峠手前を高ボッチ高原へ向かい、山道の途中に五百渡橋・「在五百渡頂上

御旧蹟」の立派な石碑のある場所へ駐車する。(車を止める場所は広くある)


ioto13 (3)

石碑の奥に進むと写真のような「イオト」登山道と書かれた看板が建っているので沢を渡って登山する。

(奥には登山道に沿ってロープで案内されているが、下山後に気付いた。。。。。のだが (゜-゜) )


ioto13 (4)

なぜか・・・・今回・・・・・・尾根を間違えてしまったのだ。。。。。でもこの時は自信満々で登山開始!

ioto10.jpg

おっつ!! いきなり傾斜40度近い急斜面だぜ!  っと意気揚々と登っていく。。。。何故疑わなかったって?

ioto10 (2)

だって道?踏み跡?があったんだもん。。(-_-;)。。。。後で考えればシカちゃんのだったけど。。。(涙)

急斜面を登りつつ宮坂氏の「山城探訪」の五百渡砦の図を見ながら.。。。。フムフム・・・・

これがこの平場か~・・・なんて無理やり現地と合わせて行く。。。。。。(思い込みは怖い!)


ioto10 (3)

そして登ること30分、山頂が見えてくるが。。。。。。。な~んか図面と違うような。。。。。

今更ここで不安になってくる(汗)

が・・・・・確認のしようがないのでとりあえず山頂を目指す。


ioto10 (4)

よっしゃ~。。。。山頂だぜ!   って。。。。なにもね~!!!!!

やっぱ違ったのか・・・・・・・・(涙)

一応、周囲を見渡してみると。。。。。。。。。


ioto10 (6)

ガビ~ん!!!  ちょ~深い沢を挟んだ対岸の尾根に城跡らしき平場が見えるではないか・・・・・

あわてて地形図を確認して見るが。。。。。。ど~みても・・・・何度みても・・・・・

居る尾根違うじゃん!!!   なんで看板あったのに尾根間違えたんだろ。。。。。(涙)


ioto12.jpg

しかし。。。。間違えたとはいえ苦労して登ってきた山から下りたくはない。

なんとかして隣の尾根に行けないだろうか。。。。。。。。。チッ! チッ! チィン!  閃いた!

地形図では、砦のある尾根とこの尾根は五百渡山の中腹で繋がっているんだから尾根を辿れば砦に行けるじゃん!

そう・・・・・この時、忘れていたのだ。

「山城探訪」には、「背後は5m下に7×3の1段があり、あとは尺にも満たない細尾根が45m続き、縄を伝って登ると

更に細尾根が50mばかりあり、両側は絶壁。
(後略)」

とあったのを。。。。。。。これが地獄の訪城の始まりだったのだ。。。


ioto10 (5)

意気揚々と尾根を辿っていく。(この時点では、シカか山仕事の方の踏み跡があり不安は感じていない。)

ioto10 (10)

暫く尾根を辿ると、五百渡山への尾根の分岐部分が見えてくるが、ここから猛烈な傾斜の登りとなる。

ここまでで約30分(間違えた山との比高さ約110m)

しかも・・・・・・周囲があやしくなってくる。


ioto10 (9)

分岐手前で五百渡砦側の尾根を見てみると・・・・・・・・・!

どうみても。。。。。けわしいぞ~!。。。。。。やばいかもしれない。。。。が、

すでに登山口から登り始めること、1時間以上・比高230mは登っていることが引き返す決断を鈍らす。

体力的にもそろそろヤバいし。。。。。五百渡砦側の降りに賭けてみるか。。。。。。(ここでも判断を誤る。)


ioto10 (11)

分岐を登りきり、五百渡砦側の尾根をみると。。。。。。。。細い(汗)

しかも。。。。左側は絶壁!・・・・・落ちたら死亡!!!

前日に降った雪によって凍ってしまった地面が滑る!滑る!

尻を付きながら下りること10分。。。。。。


ioto3 (3)

降りきって下りてきた斜面を見上げてみると。。。。。。凍った地面にこの傾斜。。。。

体力も残り少ないし戻れる気がしない。。。。。もう進むしかないのである。。。。(・へ・)

(写真の赤白のポールは、塩尻市の境界?を示すものと思われるが、後にこれに救われるのだ。)



ここで。。。。。一応、城域に入るので砦址の歴史について。。。。。ご説明すると。

この砦は基本的に詳しく書かれている資料は皆無であるが、「長畝区誌」に載っていて塩尻峠の戦いのものとして、

「(前略)、西條城は宝徳年間築造以来伊那、諏訪両地方の防御の要鎮にして当時小笠原頼貞之を守り各支城を

統ぶといえどもその位置西偏し塩尻連嶺を守るに足らず、これに於いてか老将犬飼半左衛門は東山付近に屯営し

更に高山城を築き、五百渡・合図の峰及び焼臺に烽火台を構へ成兵を配置し兼ねて此等の各営を連絡し、且つ軍需

兵站供用の為に中央桟敷に高須城を築き以って首尾相策應し比天嶮を拒守せり」とあり、天文14年の塩尻峠の戦い

のおりに小笠原方の犬飼半左衛門により烽火台として構築されたことが書かれている。

「山城探訪」の宮坂氏は、塩尻市の大門付近にある内城の武士(塩尻氏の居館跡とも考えられているが)の詰の城

か逃げ込み用の城だったのではないかとしている。


ioto12 (2)
この図面に沿って紹介していきますので、参考にしてください。

~ 堀① ~

ioto3 (7)

急斜面をなんとか突破し、傾斜のないゆる~い尾根をトボトボと歩いていると。。。。。キラ~ン(*^_^*)

ioto3 (5)

ioto3 (6)

第一村人発見!!並みに初めての城郭遺構?にテンション急上昇!!!

この堀切状遺構は、上幅約4m。深さ約1mでこれはどう見ても細尾根に穿たれた堀切なのだ・・・・・

ただ宮坂氏は「堀切らしい跡」と言っている。。。。それは何故か???

後でわかることなのだが、どう見てもここには必要ないのである。。。。。。。

そう、この後のテンション急下降に繋がることと関係あるのである。


ioto7 (2)

堀切跡?から尾根を20mほど進むと・・・・・・砦のあるピークの高まりが見えて来た!!!!

ヤッター。。。。。。。ついに。。。。。ついた(テンション最高頂)。。。。。。。。。????

あれ??  ピークに繋がっているはずの尾根無~い!!!(汗)

宮坂氏の縄張り図を見直してみる。。。。。そう最初の頃に書いた宮坂氏の記事。。。。。

「細尾根が45m続き、縄を伝って岩を登ると・・・・・」がここなのである。。。。。

しかも。。。その「縄」を探してみるが見当たらない!!!

ってことは・・・・・縄を使わないと登れない岩を、縄を無しで降る。。。。。。絶対~無理!(>_<)

どうしよう!!!!!!!!!(テンション再下降)

そうここで最初に赤字で書いた。。。「帰れないかも」・・・・・・あの凍った急斜面を戻る気力と体力もない!

先にある絶壁も何回も挑戦したが。。。。。無理。。。。。四面楚歌である。

ウロウロと周囲の急斜面を見て回ること30分。。。。。。。


ioto7 (7)

ものすごいきゅ~斜面(むしろ崖)にあの見覚えのある。。。。塩尻市のポールが。。。。あるではないか。。。

ってことは・・・・・誰かが降りたことがある。。。。イコール。。。。。降りれるのでは  (^。^)y-.。o○

でも・・・・落ちたらどうみてもただでは済まない高さと傾斜である。

どうしよう。。。。家族にお別れの電話でも。。。。しとこうかな。。。。。。。(゜-゜)。。。(圏外)

終わった!!!もう下るしかない。。。。。。のだ。

尻を付き降ってみた。。。。いやむしろ落ちていたな(比高40m)。。。あれは。。。。。生きてるけど!!!!


ioto7 (3)

沢底から崖と砦のあるピークを見上げてみる。。。。。ん~どやってのぼろ。

長くなっちゃたのでまた次回へ続く・・・・次回「生きて帰るぞ~編」をお付き合いください。

あれ。。。今回ほどんど城跡に触れてない。。。。。薄い記事でした。
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  1. 2013/07/13(土) 19:51:10|
  2. 塩尻市
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<塩尻市  五百渡砦② | ホーム | 松本市  中村館>>

コメント

頼まれても行きません(笑)

やっちゃいましたか・・(笑)

ヤケクソになるぐらいならまだ大丈夫なのですが、「せっかく登ったのだからもったいない」とか、カーナビの「ルート再探索機能」を真似てはいけません・・(汗)
とは云う小生も遭難騒ぎは日常茶飯事でございます。引き返す勇気が欲しい・・・(爆)

塩尻峠の監視砦としては遠すぎるので、逃げ込み城なのかしら?
逃げ込む前に遭難死しては洒落になりませんなあー(汗)
  1. 2013/07/14(日) 21:34:17 |
  2. URL |
  3. らんまる #-
  4. [ 編集 ]

Re: 頼まれても行きません(笑)

らんまるさんへ
コメントありがとうございます。
この五百渡砦は、現在の高ボッチ高原への林道脇に残っていますが、
塩尻峠の戦いがあった時点でも深志と諏訪地方を結ぶ側道のような
ものがあったようです。
また、時代は違いますが高ボッチ山を巡って塩尻側の村と岡谷側の村が
山の境界を争ったというような資料もありますので意外に標高が高い
高ボッチ山にも地域の住民には身近な存在で色々な道が存在したことが
分かり意外に東山には道が張り巡らされていたのではないでしょうか。
  1. 2013/07/15(月) 10:32:24 |
  2. URL |
  3. ていぴす #-
  4. [ 編集 ]

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現在の長野県内城跡訪城数は   814城です。

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