長野県の歴史を探し求めて

長野県内にある城跡・石造物などを探し求めそれらを紹介していきます。

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生坂村  入山(丸山)殿屋敷

所在地・・・・生坂村下生坂入山(地権者の方はこの場所は丸山であるとおっしゃっていた)

訪城時間・・・丸山集落から1時間から1時間半程度であるが道は崩落により存在しない



訪城目印・・・なし(この地の出身者以外はわからないと思われる)



               ~殿屋敷の歴史~

基本的にはこれに関する歴史を記した資料は今のところ見たことがありません。

資料にっては、矢殿屋敷と記されているが、現地では殿屋敷と矢殿は別のものとして認識されているようである。

何かの資料(忘れてしまいました、すみません)にはこの殿屋敷に丸山氏の配下を置き街道の監視に充てていた

としているものを見た気がするが、詳細は不明である。



               ~殿屋敷の現状~

maruyamachizu.jpg

(国土地理院 2万5千分の1地図を使用)

iriyamatonoyasiki.jpg

記憶を頼りに書いてみました。(藪が多かった為詳細は不明)

湿地帯・畦道?

tonoyasiki227.jpg

tonoyasiki212.jpg

tonoyaski216.jpg

この湿地帯が地権者の方が教えてくれた「殿屋敷」である。
かつてはこの場所に家が建っていららしい。
周囲には電線や電柱の痕跡があり確かに人が居たようであるが、現状は沢の氾濫や地滑りにより湿地帯となり
遺構などは見られない。
ちなみに。。。この地には昭和20年頃には電気が通っていたということである。
写真にある道のような場所は、現在人は余り入っていないので獣によるものと思われる。


田んぼ跡

tonoyasiki211.jpg

居住区(湿地帯)と田んぼの間には土手が造られている

tonoyasiki2345.jpg


tonoyasikii255.jpg

古い沢を利用したと思われる田んぼの跡が3~4段確認出来る。
この田んぼはかなり狭いもので一家を養うことはできなかったであろう


居住区?

tonoyasiki223.jpg

この場所は、湿地帯と田んぼを挟んで上部に位置し、明らかに切岸状に壁を造って区別している。
(下の居住区が流された跡の居住区であろうかここなら流される心配はない)
  


tonoyasiki229.jpg

tonoyaskiki244.jpg

細長い広大な平地があり、複数の家屋を建てられたと思われる。
(現在、使用された痕跡は確認できないが、一部に土質の違う黒土が見られた)


古道

tonoyasiki226.jpg

tonoyasiki233.jpg

平坦地の上部に一段の高まりを残し道が造られている。
(写真が微妙ですみません)
道は丸山から山の上の尾根上を通っていると思われるが入山方面は崩落のため寸断している。


tonoyasiki266.jpg

殿屋敷を見る。
周囲は崩落が進んでいて道などはわからなくなっていて、斜面などは今も崩落が続いているようであり、
近うちに地形が変わる可能性がある。


入山(丸山)殿屋敷いかがでしたでしょうか?
ただの屋敷跡のレポートでしたがこのような山奥に人が住んでいた。。。という驚きと何故このような
場所に居たのだろうか?という疑問がわく場所でした。

殿屋敷という名が伝わっていることから殿と呼ばれる位の高い人物がいたことは確実であろうが
此処にいた存在意義は何だったのであろうか?

地権者の方の話では、日岐の表街道が災害などで通れない場合は、丸山から入山を通り清内路方面に抜ける道が
裏街道として存在していたとのことなので、この地の人物は裏街道を見張る仕事をしていたと考えられるのでは
なおだろうか。

この殿屋敷は崩落により原型は留めていないので保存のしようがないが、この地が殿屋敷であるという標柱・
説明板などの対策をしないと忘れ去られるのは確実であろう。

現在、周囲の地面にひび割れや崩落痕が見られるので地形が変わる可能性が大である



~参考文献~

生坂村誌 (生坂村誌刊行会   平成9年)

信濃古武士 (丸山 楽雲    平成21年)

*両資料とも、地図に殿屋敷の位置の記載があるのみである。
    
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  1. 2012/08/05(日) 00:10:36|
  2. 生坂村
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<生坂村  矢殿 | ホーム | 生坂村  丸山殿屋敷>>

コメント

丸山シリーズお疲れ様です

見取図を掲示しているので、雰囲気が分かり易くなりましたね。
戦乱が無ければ桃源郷のような場所だったのでしょう。このまま放置されれば間違いなく秘境となり「かつて人が住んでいたというが伝承に無い」という記述になるのでしょうか(汗)
自然の一部となり共生していく・・・本来の人間のあるべき姿を教えてくれる場所ですね。
  1. 2012/08/07(火) 21:16:39 |
  2. URL |
  3. らんまる #-
  4. [ 編集 ]

Re: 丸山シリーズお疲れ様です

> 見取図を掲示しているので、雰囲気が分かり易くなりましたね。
> 戦乱が無ければ桃源郷のような場所だったのでしょう。このまま放置されれば間違いなく秘境となり「かつて人が住んでいたというが伝承に無い」という記述になるのでしょうか(汗)
> 自然の一部となり共生していく・・・本来の人間のあるべき姿を教えてくれる場所ですね。



らんまるさん  コメントいつもありがとうございます。
殿屋敷の場所を知る人も段々少なくなるでしょうし、
人が居た。。ことすら忘れられるのでしょうね。
誰かが伝えていくことの大切さを今回の訪問で改めて感じました。
微力ながらその一部でも担っていけたらと思います。
  1. 2012/08/08(水) 03:30:52 |
  2. URL |
  3. ていぴす #-
  4. [ 編集 ]

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